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2018年全日本ジュニア選手権

全日本ジュニア選手権。

まずは、銅メダルと全日本選手権への推薦獲得おめでとうございます!


私の居住地からは遠かったのですが、どうしてもAdiosが観たくて行ってきました。

飛行機が到着してそのまま空港から向かい、到着したのは10時頃。

既に沢山の方が入場待ちをされていました。


ショートプログラムは21番滑走。

同じグループに三宅星南選手、須本光希選手、佐藤駿選手が集まりまるでジュニアグランプリを観ているかのような緊張感と盛り上がりでした。


高志郎くんは美しいジャンプ、上達著しいスピン、滑らかなステップシークエンス!

ほぼ完璧と言っていい出来だったと思います。

憂いを含んだ笑顔を交えた表情もとても素敵で引き込まれました。

私はもちろん、沢山の方がスタンディングオベーションをしていましたので、ファンの欲目ではなく本当に素晴らしいパフォーマンスだったと思います。

パーソナルベストは更新するな、78くらい出るかな、と期待して得点を待っていたところ発表された得点は82.35!得点を聞いて驚きと喜びの声が出てしまいました。

翌朝の愛媛新聞にもカラーのお写真と共にショートの結果が掲載されて嬉しかったです。


フリーは最終滑走。

最終滑走もここ数年では記憶に無いですし、ショート1位でフリーを迎えるのも全中以来。

ずっと緊張しながら男子フリーの試合を見守りました。

ライバルたちは良い演技で前日のショート以上の盛り上がり。

高志郎くんのフリーはジャンプのミスが続いてしまい、得点は127.68でフリー5位、総合3位となりました。ジャンプが決まらない要因が怪我でなければいいけれど・・・と心配しましたが、翌朝の愛媛新聞によると滑走順などが要因だったようですのでとりあえず安心。

最終滑走やショート1位で迎えるフリーのプレッシャーは大変なものなんだろうと想像しますが、この先シニアのトップグループで活躍していくには期待されること注目されることにもある程度慣れていかなければいけないことなので、きっとこれも良い経験になるのでしょうね。


フリーではジャンプの転倒・抜け・コンビネーションの不足などがあって技術点をかなりロスしてしまいましたが、PCS、とくにSSとTRがトップでした。

ジャンプが決まらないと総じてPCSも上がりにくいですが、それでもこれだけ評価されたというのは、基礎のスケーティングやつなぎなどの力が底上げできているんだなと嬉しかった点です。ジャンプがしっかり入れば他の項目ももっと取れるでしょう。



思い描いたフリーは演じることができなかったと思うのですが、高志郎くんの『沢山の試合に出場して、経験を積む』という今季の目標に対してはグランプリファイナルへの出場と全日本選手権への出場権を勝ち取り、目標達成へ向かって行っています。

何より、怪我で試合に出られず姿を観られなかった昨シーズンを思えば、良い演技だったとかジャンプに失敗したとか一喜一憂できるのも、元気で試合に出てくれればこそだなあとしみじみしています。

沢山試合に出て、沢山元気な姿を観る機会を作ってくれてありがとうと言いたいです。

個人的にはメダリストオンアイスのチケットを取っているのでメダリストになってくれて、演技を観るチャンスはそこも増えました。


次はグランプリファイナル。

カナダまでは観に行けませんが日本から精一杯応援します。

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